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フランスのワクチン接種状況
久しぶりの更新です。インスタにはもう少し頻繁に写真をアップしているので、よかったら覗いてみてくださいね。

さて、第3回目のロックダウン開始から数ヶ月が経ち、5月9日より段階的解除がスタートしました。ひとまず現時点では移動制限距離がなくなり、仏国内を自由に移動できるようになりました。

そしていよいよ来週5月19日より、念願のカフェ・レストランがテラス席限定でオープン!この日を首を長くして待っていた人は私だけではないはず114.png。フランスの住む人のほとんどが待ち焦がれていたんじゃないかな。途中から営業停止を強いられていた店舗も再オープンします!美術館等もオープンするのはうれしい。

それもこれも、ワクチン接種率があがり、感染者数が減少してきてたおかげでしょうか。
フランスはワクチン接種にかかる政府の初動が他のEU諸国に比べてかなりの遅れをとっていました。同時にフランス人自身がワクチン接種に消極的だったこともありなかなか進まないでいたのですが、ここにきて一気に加速しているように感じます。
これから始まる夏の長いバカンスシーズンに向けてワクチンパスポートの話も進んでいるようですし。フランス人の多くははバカンスのために頑張って働いているといっても過言ではないので、みんな長いロックダウンにうんざりして、ワクチンさえ打てば旅行に行けると思い始めたのではないでしょうか?!

少なくとも私はそんなひとり。ワクチン接種はちょっとこわいなあって思っていたのですが、ワクチン打ってパスポートもらえて少なくともEU域内を自由に旅行できるなら早く打ちたいという思いに変わってきています。

気になるフランスでのワクチン接種状況ですが、高齢者、医療機関従事者、先天的病疾患のある人等を優先にスタートしたのですが、本日5月16日の時点では50歳以上の健康な人にまで対象範囲は広がっています。

打てるワクチンの種類は年齢によってで
16〜17歳はファイザービオテック
18〜54歳はファイザービオテックまたはモデルナ
55歳以上はアストラゼネカ、ファイザービオテックまたはモデルナ

となっています。

私はまだギリギリ50歳に満たないので、どれであろうと打てる対象にはなっていません。が、当日または翌日にワクチンに残りがあれば打てるそうです。ちょうど我が家のすぐ近くの施設がワクチン接種センターに指定され、聞けば夕方18時にその日の残り数がわかるから、17時くらいに来て並んでいれば打ってもらえる可能性があるとのこと。そんなわけで先日試しに並んでみましたが、生憎その日は残りなし、ということで結局打ってもらえないまま家路につきました。ま、あと1か月待てばネットで予約して打てるようになるので、今ここで我先にと焦る必要はないかな。

アストラゼネカは血栓症の副作用症例が報告されて以降フランスでは人気がなく余っている模様。なのでコロナ予約サイトを見る限り50歳以下とはいえすぐにでもネット予約できそうな感じですが、フランスではこのアストラゼネカは私の年齢では推奨されていないし、私自身もできれば避けたいので、やはり6月中旬まで待つしかないですね〜。

ちなみに当初ワクチンに消極的だった我がオットはアストラゼネカを打ちました。副作用問題のみだけでなくモデルナ等に比べて効き目がうすいと言われているようですが、打たないで感染するよりはいいと思ったようです。言われている血栓症の副作用も確率的にいえば非常に低く、飛行機に乗って血栓症を起こす率のほうが40倍も高いという記事を読みましたが。いずれにしても幸い副作用はほとんどなし。打った当日に軽く全身に筋肉痛のような痛みがでたようで、パラセタモール(フランスの定番痛み止め薬、日本のバファリンみたいなもの)を飲んだ模様。食欲は全く衰えず、翌日はいつも通り元気でした。2回目の接種はモデルナがいいと言っています。

この副作用は本当に個人差があるようで、モデルナを打った友人2人は特になんの副作用もでなかったそう。モデルナだったかファイザーだったか(どっちか忘れた汗)を打った私のキネ(整体)の先生は打った腕が翌日まで痛いといより重くてだるかったけれどそれ以上の症状はでなかったと言ってました。


気になる方のためにワクチン接種の具体的数(5月13日時点)を載せておきますね。フランスの人口は約6700万人。日本の人口は約1億2600万人なので、日本の半分を少し超えるほどです。

1回目のワクチンを接種した数 19 299 124人(人口の28,63パーセント)
2回目のワクチンを接種した数 8 545 912人

このまま順調にワクチン接種が進めば、6月23日までには人口の半分がワクチン接種をする計算となるようです。

そうそう、接種は自分の住んでるいる自治体でなくてもできるし、ワクチンセンターは土日祝日も稼働するそうです。医療従事者の方、本当に大変だと思います。感謝です。

と、フランスでのワクチン状況はこんな感じです。

自分用の記録の意味合いも込めて長々と書いてみました。

早く日本の方が安心してフランスにいらっしゃれる日が来るといいですよね!
私は早く日本へ里帰りしたいです。高齢の父がワクチンを打つまでは我慢です145.png

フランスのワクチン接種状況_f0242532_01133003.jpg



# by bettyko1 | 2021-05-17 01:15 | 日々のこと
ビビンバ@「ピエール・サン エクスプレス」
花の形がかわいいランチボックス
ビビンバ@「ピエール・サン エクスプレス」_f0242532_06294185.jpg

たまたま普段歩かない道を通ったら、フランスの料理対決番組「トップシェフ」に出ていたピエール=サン氏のお店を発見。

11月からレストランもカフェも営業禁止状態のフランスですが、テイクアウトは可能。

彼のレストランは11区にあるのですけど、ここは店名に「エクスプレス」という文字がついているようにテイクアウト専門のお店らしい。
あとで調べたら、1年ほど前にオープンしたらしい。
ビビンバ@「ピエール・サン エクスプレス」_f0242532_06292703.jpg

ちょうどお昼時だったし、値段も手頃だったので迷わず購入。

いやもうね、外出しても食べるところないし、カフェに座ってちょっと休憩というのもできないし、18時までには家に戻っていないといけないしで本当にいやになる。
おうちごはんは体にいいしおいしいけれど、結局自分で作って食べるからそれはそれで飽きがくる。片付けも面倒くさいしね。こんな状態、一体いつまで続くの〜?!涙

もとい。

かわいい花形の紙パッケージを開けると、色鮮やかなビビンバが〜!

きれい〜
実際はとっても鮮やかな色でもっともっと美味しそうなんですよ汗
ビビンバ@「ピエール・サン エクスプレス」_f0242532_06295718.jpg

ちなみにピエール=サン氏はフレンチのシェフ。が、なぜ故にビビンバなのかというと、韓国出身で、幼い頃にフランスに来てフランス人夫婦に養子として育てられたから。彼のフレンチは韓国料理のエスプリを効かせているのが特徴なのです。

写真の牛肉ビビンバは、ごはん、その上に牛肉そぼろ、一番上に新鮮で色鮮やかな生野菜がふんだんに散りばめられていますよ。私の頭の中は、ビビンバといったらナムルを上に乗せるものと刷り込まれていたので、生野菜を散らすというのは私的には新鮮でした。下に埋まっていた卵の黄身が絶妙な半熟具合だったのにはテンションあがりましたよ。この辺りはさすがプロ。
ごはんをちゃんと軽く焦がしてあったのもさすがピエール=サン氏。でもちょっと、いや、かなり炊き具合が柔らかかったのが個人的には残念。私、ごはんはちょっと芯が残るくらいの固め〜が好きなんです。柔らかい炊き具合が好きな人にはいいかもなのでここは好みの問題ですかね。あと贅沢をいえば韓国の辛いソースがもう少し多いとよかったなあ。これも好みの問題?

でも結論としてはとっても美味しかった!ボリューム満点、これで9ユーロはコスパめちゃめちゃよいです。ピエール=サン氏のレストランへ行ったことがないダンナも大満足だったようです。よかったね。
ベジタリアンビビンバとフィッシュビビンバもありますよ。

久しぶりにレストランで食べるようなご飯食べたって感じ。大満足。

あ〜早くレストランでごはん食べたい。カフェでコーヒー飲みたい。バーでワイン飲みたい〜!!!涙

PIERRE SANG Express
12 Rue Notre Dame des Champs
75006 Paris



# by bettyko1 | 2021-02-07 06:29 | おそとごはん
抗体検査受けてきました! 
*「抗体」ではなく、「抗原」検査の間違いでした。失礼致しました。

今年はどんなノエルをお過ごしになりましたか?

例年だとだんな実家のあるレンヌへ行く我が家、今年はパリにとどまり、友人カップルの片割れと一緒にフォアグラ、ホタテ、鴨丸焼きにビュッシュ・ド・ノエルを美味しいシャンパンやワインと一緒に堪能しました。

例年大家族で賑やかに過ごす家庭も、今年は政府の規制(集まり大人最大6人まで)を守り、日時を分散させて少人数で過ごすところも多かったようです。

さて、そんないまいち盛り上がりにかけたノエルが終わりゆっくりしたいところなのですけど、義理父が引っ越すことになり、その手伝いにレンヌへ行くことになってしまいました。がっくり。。。なぜこの年末に、ですよね?!いろいろ家庭の事情ってものがありまして、仕方ない。

そのレンヌへ行くにあたり、念のため抗体抗原検査を受けることにしました。年老いた義理両親に会うというのもあり、感染源にはなりたくないですから。

街中の薬局前に設置されたテントが検査会場
抗体検査受けてきました! _f0242532_20295744.jpg

薬局で検査をしたい旨を申し出て、Carte Vitaleという日本の保険証にあたるものを提出して手続き。

現在症状があるかといった質問に応えるほか、検査結果が陽性の場合は確実に陽性だけれど、陰性でも陽性の可能性は否定できないこと、10パーセントのエラーもあることなどが説明されます。
手続きが終わったら申し込みの紙を持ってテントへ。あ、これ、全部無料ですよ。さすがフランス、医療系は充実してます。

検査キット
抗体検査受けてきました! _f0242532_20301021.jpg

ノエル前、ここ以外の街中のテント前で並んでいる人が結構いるのを見かけましたが、この時は並ばずにすみました。よかった。多くの人がノエル前の帰省に備えて検査した模様。

検査方法は、前回受けたPCR検査同様、綿棒で両方の鼻の粘膜を採取するやりかたでした。

やっぱり今回も痛かった、いや痛かったという表現は違いますね。お水飲んだ時に間違って鼻の奥に水が入ってしまった嫌な感じというのが当たってるかな。ちなみに羽田空港での抗体抗原検査は、里帰りした友人によれば唾液採取だそうです。

抗体検査受けてきました! _f0242532_20302055.jpg

検査自体は数十秒。その後テント前で結果待ち。10分ほどで結果でました。
結果は私もだんなも陰性。無症状陽性でなくてよかった。陰性でも陽性の可能性はあると説明されたと先ほど書きましたが、とりあえずはレンヌに住む家族に会いに行けます。陽性だったら自宅隔離しないとですから。

私たちの次に中学生くらいの兄妹とお父さんが検査受けにきてましたが、お父さんによればどうやらお兄ちゃんのほうがコロナの症状がでているらしく。症状は軽いのか元気そうでしたけれど、きっとそういう若者いっぱいいるんだろうなあ。痛いのやだ、とナーバスになってふてくされ顔をしていた妹のほうは、検査が終わって安心したのか別れ際にはかわいい笑顔を見せてくれました。結果どうだったのかしら。

ちなみにフランスでは、陽性だからって村八分のようにされることはありません。コロナがあまりに未知だった当初は医療従事者に対してもしかしたら何かしらあったかもしれませんが、それさえ私が実際に見たわけではないので断定はできず、少なくとも私の周囲では聞かないです。
現に今回だってこの家族のお兄ちゃんに症状があると聞いても、だんなは平然とこの子の近くで笑ってお父さんと話してましたね。外でしたし、話す時はきちんとマスクして一定の距離を保っていれば大丈夫。

マスクに関しては、春のロックダウンの時よりは確実にみなマスクをつけて気をつけている様子が伺えるので、マスク習慣のないフランス人もだいぶマスク慣れしてきたかな。
そして、コロナがあまりに強烈なせいか、はたまたマスクや消毒ジェルのおかげ、加えてテレワークで人との接触が減っているせいもあってか、冬の定番病である風邪、ガストロ(胃腸炎のようなもの)やインフルエンザに罹る人は例年に比べてかなり少ないそうで、薬局のお姉さんが、薬を買いに来る人が減って売り上げ激減って言ってましたよ・苦笑。
基本フランス人って衛生観念に欠けてる人多いですからね、人との距離も近いし。これをきっかけに衛生に関する意識が少しでも変わってくれるといいなあ・・・


クリスマスプレゼント?のトンネル
抗体検査受けてきました! _f0242532_20310788.jpg
予想以上に使ってくれてうれしい
7歳、まだまだ現役

健康には気をつけて、よい年末年始をお迎えください。



# by bettyko1 | 2020-12-27 21:38 | 日々のこと
シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーション
観光客で賑わうはずだった
シャンゼリゼ通り
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今年のシャンゼリゼのライトアップは去年と同じらしい。って去年のを覚えていないので個人的には全く問題なしなのですけど・苦笑
まあ、これだけ人がいなければ変える必要ないですよね。

凱旋門ズームアップ!
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インスタに動画アップしてます
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車の数も少ない
通常なら大渋滞する時間なのですけど
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ノエルモードのカルティエ
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かわいい〜
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ヴィトン本店入り口のツリー
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ショーウインドウはこんな感じ
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ジョルジュサンク通りのイルミネーションは
クラシックカラーでした
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あと10日でクリスマス。なんだか寂しいクリスマス&年末年始になりそう・・・



# by bettyko1 | 2020-12-15 06:14 | パリガイド
ブラックフライデー始まりました
パリではここ1週間ほどでグンと気温が下がり、やっと冬らしい気候になりました。
そして私は雲り空の中、ロックダウン中に行けなかった美容院へ。石田ゆりこさんの髪型にしてみたいと思いつつ、こっちで日本風パーマをかけるのは難しいので、今回もばっさり切ってスッキリしてきました。


さて、アメリカ生まれのブラックフライデー、フランスでも始まりました。
ブラックフライデー始まりました_f0242532_03355035.jpg

私も、美容院からの帰りにサン=ジェルマン・デ・プレ界隈をパトロール、多くの店がブラックフライデーよろしく値下げセールをやっていました。そしてウィンドウショッピングのつもりが案の定、ブラックフライデーに乗せられて、色々買い物しちゃいました。


今日の戦利品
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中身、気になる?私が読者なら気になる・笑

濃紺(実際はもっと深く濃い色)のコットンセーターと一目惚れしたオレンジの革製ベルト
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昔から大好きなアニエス・ベーは気前よくかなり多くの商品が20パーセントオフになっていました。かわいい靴があってそれも欲しかったのですけど、残念ながら私のサイズがなかった。。。ちなみに年2回のソルドでは30〜50パーセント下がります。

それに比べてコントワー・ド・コトニエは、30パーセントオフ!と大きく宣伝しておきながら、ほとんどの商品がセールになっていませんでした。ここ、今年に限っては夏のソルドでもほとんどがセールになってなかったんですよね。

フランスではMUJIで知られる無印良品では食器を購入。これらは定価で買ったものですけど。

ガラスボール
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大きいのは猫の水飲み用に。だんなが「透明だと見えないんじゃない?」って。どうなんでしょう?だめなら人間用に使おう

お弁当箱
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実は先週もお弁当箱買ったんですけど、私の胃袋には小さすぎたので・苦笑、もう一回り大きいのを買いました。
本当は靴下を買うために行ったのですけどね、サン・シュルピス店は衣料を扱っていなかったという・・・

今年はコロナで多くの小売店が大打撃。サン・ジェルマン・デ・プレ界隈でも潰れている店が結構目につきました。12月は通常クリスマスプレゼントを買う人達で街はごった返すのですけど、今日の感じでは結構な人出といえども例年ほどではないような感じがしました。飲食店は軒並み閉まってるしねえ。コロナの影響で21時までお店を開けていいことになってはいるのですけど、人混みを避けてネットで済ませてしまう人も多いのだろうなあ。

ちなみに今週も外出制限は続いています。でもご覧のとおり、美容院行って、買い物してってやってたらあっという間に3時間過ぎちゃってました・汗。今回のロックダウンではチェックをしている警察がほとんどいないので(少なくとも私は全然見かけない)、つい気が緩んでしまいましたよ。反省。


# by bettyko1 | 2020-12-06 05:54 | 日々のこと



フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
by bettyko1
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