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パリで一番せまい道
カルチエラタンの一画に、かわいい名前の道があるの知ってますか?

その名も「Rue du Chat qui Pêche」。日本語に訳すと、


「釣りをする猫の通り」
パリで一番せまい道_f0242532_20345885.jpg

想像するだけでかわいい🐈

名前は時の流れとともに何度か変わり、現在のこの「釣りをする猫」という名前は以前ここにあった店の名前に由来しているそうです。

実はこの道の歴史は中世にまで遡り、パリで一番せまい道といわれているんです。当時は道の入り口すぐのところをセーヌ川が流れていたようです。狭いといっても1m80cmほどあるんですけどね、長さはほんの26mほど。

道の狭さもそうですが、時は15世紀、錬金術に没頭する教会参事会員と彼の相棒黒猫にまつわるちょっと薄気味の悪い不思議伝説がある道として、知る人ぞ知る道でもあります。


パリで一番せまい道_f0242532_20343841.jpg
1930年代にこの通りに住んでいたハンガリー出身のJolán Földesという名の作家が、この道の名前をとったRue du Chat qui Pêcheというタイトルの小説を出版しています。内容はこの道とは全然関係なさそうですが・・・。




by bettyko1 | 2018-08-21 05:17 | パリガイド
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フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
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