学校の日本人クラスメイトが、いい素材を使っていてパリで一番おいしいらしい(「らしい」というのは彼女もまだ行っていない)と教えてくれたお弁当やさんに行ってみました。
ゴウさんというシェフが開いた、その名も「Bento&Go!」
「Bento&Go!」はなんでもパリの「鳥兆」や「れんげ」で働いていたゴウさんというシェフがレピュブリック近くに開いたお店なのだそうで、この上の写真のルーヴル店は最近オープンした2号店なのだとか。そういえば、話はちょっとそれるけれど「れんげ」って今も営業してるのかしら。オープン当時はパリ発の居酒屋っな感じで在パリ日本人の間で話題になりましたが、行った人たちから素材と値段の点からあまりいい評価を聞かなかったので結局行っていないんですよね。
もとい。クラスメイトが教えてくれたこの日、ちょうどルーヴル美術館に行こうと思っていて、しかもちょうどお昼時で、しかもお店は来週から夏休みに入るというので、行くなら今でしょってことで。
ところが、ここで想定外のことが・・・
ここで食べて腹ごなしをしてから美術館に行くつもりが、この2号店はなんと持ち帰りのみの店舗であることが発覚。が〜ん。でもせっかく来たんだし、ここでじゃあいりませんと帰るのもなんだったので、夜ご飯用に二人分買うことに。これでごはんを作る手間が省けた。フフ。
店員さんによれば、シェフのゴウさんは1号店にいて、そこで全ての調理をしているのだそう。なので2号店では1号店で作ったものを温めてだすだけなんですって。メニューも1号店のほうが豊富らしく、私が行った日は1号店では冷やし中華をだしていたのだとか。私の大好物・冷やし中華!食べたかった・・・。でもレピュブリック界隈ってほとんど行かないエリアなのよね。。。
私はタラの幽庵焼きゆず風味。鳥の照り焼きもちょっと惹かれたけれど自分で作れるし、なにより自宅で魚を食べることは滅多にないので、あえて魚をチョイス。
じゃじゃん
卵焼きがハート型❤️
味は全体的に優しい薄味。関東育ちの私にはちょっと薄すぎるかなという気もするけれど、これはこれでおいしいし、身体にもいいですね。
ただね、煮物がね、柑橘系の汁が加えてあるのか酸味が強かったのがちょっと気になりました(あ、決して傷んだという意味での酸っぱさではありません)。暑いから傷みを避けるためにあえて何か酸味のあるものを加えたのかなあ。微妙な味でした。そしてメインの幽庵焼きなんですがね、全然幽庵焼きじゃなかったですよ!写真から見てもわかるとおり、そもそも焼いた形跡が全くなく、むしろ煮魚って感じでした。ホームページに掲載されいてる幽庵焼きの写真と全然違う〜!味もこれはさすがに薄すぎ。これにはがっかり。友人からすごいおいしいっなんて聞いていたから余計ですよ。
付け合わせの1つ、本来はきんぴらごぼうのところ、猛暑のため傷むのを避けて和風ラタトゥイユに変更したそうで。これにもがっがり。でもきんぴらごぼうってそんなすぐに傷むものなのだろうか←疑いの目
ポテトサラダとごまドレッシングはおいしかった。だし巻き卵にすりおろし大根が付いているところがニクい。ごはんにゆかりがかかっているのもうれしい。生野菜サラダは新鮮。
お次はデザート。ランチセットだとちょこっとお得。
抹茶大福ありゃしまった
暑いからって冷蔵庫にいれておいたら生クリーム固くなっちゃったよ・汗
佐藤亮太郎さんというパティシエが担当とあるのですが、あれ、この大福、この間「le 116 page」で食べたのとそっくり!もしかしたら同じパティシエによるものかも。っと「le 116 page」に行った記事を過去記事としてアップしようとしたら書いていなかったことに気づいた。完全ボケてるな。近いうちにアップしますね・・・汗。
どら焼き〜
抹茶大福は餡も抹茶。どちらもおいしかった。抹茶くるみケーキもあってそれもおいしそうで迷ったんですよね〜。
そうそう肝心の値段を書いていなかったですね。お弁当は12〜13ユーロ。幽庵焼きは13ユーロでした。デザートは1つ4ユーロ。ランチセットだと弁当+デザートで15,5ユーロ。これに缶の飲み物をつけると17ユーロだったかな。持ち帰りの場合、デザートの価格をあと50サンチムほど下げてもらえると単品でも買いやすいなあ、なんてね。
リピートはあり?!うん、ありかな。
*Bento&Go*レピュブリック店18 Rue Notre dame de Nazareth
75003 Paris, France
昼夜営業。日休み
ルーヴル・リヴォリ店3, rue Sauval75001 Paris昼のみ営業。日休み