タイトルそのまま、パリの街に佇む?!エジプシャン像。 前を通って以来、そしてその後は前を通るたびにずーっとずーっと気になっていたんです。なぜにエジプト像?って。
これですよ、これ。ね?どこからどう見てもエジプト像でしょう 実はこれ、ナポレオン1世がパリに水を供給するために作らせた15の泉のうちの1つ。現在では15箇所のうち4箇所しか残っておらず、これはその4つのうちの1つです。泉だけあってファラオが両手に水壺を持ってますねー。 で、なぜゆえにエジプトなのかって?他にもギリシャ神話とかローマ神とかモチーフにできそうなものはいっぱいあるのにね。 ナポレオンといえば? そう、エジプト遠征。 これをきっかけに当時エジプトスタイルの装飾が建築、アートの分野で流行ったのだそうです(エジプトマ二)。前回記事にしたマルメゾン城でもたくさん目にしたことを書きました(⇨前回の時期はこちら )。 というわけで、この泉はその影響を受けているのですね〜。 はあ〜、長年の謎が解けてスッキリしましたよ。 ちなみに写真には切れてしまって写っていませんが、璧龕(像の頭上辺り)はエジプトのモチーフの代わりにイーグル(鷲)のモチーフで飾られています。鷲はね、ナポレオンのトレードマークです。
この泉、メトロVanau駅の横、セーブル通り沿い(rue de Sèvres)にありますよ。ボンマルシェから歩いてすぐです。 パリの街、知れば知るほど奥深い。。。
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フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
by bettyko1
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