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文化遺産の日(Journees du Patrimoine)
週末土日は年に一度の文化遺産の日でした。

この日は通常公開されていない歴史建造物が無料で一般公開される日です。

だんなの提案で私たちはパリ7区、ボン・マルシェの横にあるHôpital Laennec (ラエネック病院)へ。といっても元病院で、現在はKeringという会社が所有しており、その傘下にあるバレンシアガのオフィスとして使用されています。

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普段入ることのできない場所に入って見学できるとあって人気のところは長蛇の列なのですが、ここは今年が初公開のために認知度が低かったせいなのか、並ばずにあっさり入ることができました。このご時世ですからセキュリティはかなり厳重でしたが。

中に入るとすぐ目の前は教会でした。
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教会内は現在展示室として使用されているようです。
この日は死をテーマにした展示。元教会だけに違和感はないけれど、うーん。。。。
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教会横の建物では50〜60年代のバレンシアガのコレクションがずらり。
ハァ〜素敵
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バレンシアガの待合室
真ん中は吹き抜けに。残念ながら階下は見学できませんでしたが、数日前に仕事でここを訪れただんな云はく、mûr végétal (植物の壁)があって素敵だったそうです。
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受付横の螺旋階段は鳥籠風
いちいちオシャレ
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教会裏
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敷地の一部には住宅用アパートが建てらています(裏手の公園から撮影)。
どんなお金持ちが住んでいるんでしょうねえ。
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見学後は一旦病院を出、ぐるっとまわって敷地の裏手にある公園へ。この公園は修道院跡地。そして奥の一部は元病院の敷地です。

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ご興味のある方はまた来年の文化遺産の日に是非訪れてみてください。
文化遺産の日は毎年9月の第3週目の週末です。


by bettyko1 | 2016-09-20 07:08 | パリガイド
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フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
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