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工事後のモン・サン・ミッシェル(Mont-Saint-Michel)
みなさま楽しいノエルをお過ごしになりましたか?

我が家は例年通りブルターニュ地方のレンヌ(Rennes)へ行き、24日の夜に義理両親と、25日のお昼に義理弟家族宅で義理両親も含めたクリスマスランチをして過ごしました。

さて、そんな例年と変わらないはずのイブの日、義理両親宅へ行く前に、たまたま近くを通ったこともあり、ふと思い立ってモン・サン・ミッシェルに立ち寄りました。

前回行ったのは確か2012年夏、まだまだ工事中でした。長きに亘って行われていた工事が終わり、どう変わったのか実際に目で確かめたかったのです。

かなり離れたところに新設された駐車場から出ている無料シャトルバス。歩いてでも行けますが、これに乗れば楽にモン・サン・ミッシェルのすぐ近くまで行けます。ただこの後に及んでなぜ電気バスでないのかが疑問。
工事後のモン・サン・ミッシェル(Mont-Saint-Michel)_f0242532_20113570.jpg
以前はここまで自家用車で来ることができました。現在は堤防道路の除去に伴い脇の駐車場もこのようになくなり、満潮時には海水が入ってこれるようになりました。
工事後のモン・サン・ミッシェル(Mont-Saint-Michel)_f0242532_20402385.jpg
それにしてもこんなに人の少ないモン・サン・ミッシェルは初めてでした。すでに夕方近かったこと、イブの夜であること、テロの影響による観光客の激減がその要因なのだと思います。パリから日帰りバスツアーで来た日本人観光客をわずかでしたが見かけました。

夜景も初めて。着いたのがすでに夕方遅い時間だったので、せっかくなので暗くなるまで待ちました。夏だと日没が遅いため、ここに宿泊しないと見るのが難しい夜景ですが、冬ならすぐに暗くなるので日帰りでも問題なし。

17時45分頃撮影(この日の日没は17時2分)
工事後のモン・サン・ミッシェル(Mont-Saint-Michel)_f0242532_19575533.jpg
完全に真っ暗になったのは18時過ぎ。でもその前にバッテリー切れ。とほほ。
この日はノルマンディー地方らしくグレーな空模様だったので明るいうちはイマイチでしたが夜景はとてもきれいでした。ほんの少しクリスマス仕様になっていました(下方部分)。

そうそうこの日の満潮は18時頃だったようですが、遅すぎてしまう前に義理両親宅に到着しなければならなかったのと、どうせ暗くて見えないだろうということで満潮時の様子は諦めました。けれど暗くなるのを待つ間、少しずつ潮が満ちてくる様子を新しくできた橋の上から見ることはできました。

ということで、ここへは何度も来たことがあるにも関わらず、初めでづくしな訪問となったのでした。

次回は機会を見つけて干潟ウォーキングツアーに参加してみたいなあ。

個人でパリからTGV乗って行く場合、通常ブルターニュの玄関口であるレンヌ(Rennes)の街を利用することになるのですが、モン・サン・ミッシェルのある場所は微妙にノルマンディー地方になるんですね。なのでブルターニュ人にモン・サン・ミッシェルはブルターニュではなくノルマンディーにあるんだよね、と言うと嫌な顔をします・苦笑。



by bettyko1 | 2015-12-28 21:08 | パリガイド
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フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
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