人気ブログランキング | 話題のタグを見る
フォンテンブロー城
ルーブルのテロ未遂から3日が経ちました。
私も私の周囲の人々も知る限りでは普段と全く変わらない生活をしております。
街も平常通りです、とはいっても2015年のテロ以来街中のセキュリティーは変わらず厳しい態勢にありますが、今回にしても警備にあたる軍の方達のおかげで大惨事にならずに済んだわけですから本当に有難いことです。

さて、本日の話題。

何年かぶりにフォンテンブロー城を訪れました。しかも電車で。

パリからは電車で行けるんですね〜。
以前は車で行ったので全然知りませんでした・汗。
しかもっ!フォンテンブローはゾーン5なのでNAVIGO*があれば切符不要。素晴らし〜!
*パリ&パリ近郊の乗り放題定期券といったらわかりやすいかな。発行手数料5ユーロ+証明写真があれば1週間(月〜日曜)または1ヶ月(各月)単位でメトロなどの窓口ですぐに買えます。

フォンテンブローへはGare de Lyon(リヨン駅)が出発点。

リヨン駅で降りるのも久しぶり〜。パリ東側は私にとっては生活圏外なので苦笑
フォンテンブロー城_f0242532_06110729.jpg
それにしてもこの天気の悪さといったら。朝からどよんと曇り空。しかも寒い〜。

電車のあとはバスに乗り継いであっという間に到着。
ちなみにバス(これもNAVIGOオッケー!)はフォンテンブロー駅前のバス停から出ています。

あっという間に到着〜。
フォンテンブロー城_f0242532_06111368.jpg
フォンテンブロー城って建築的にはフランスで3番目に大きい城なんですって。じゃ、1番と2番は?
2番はルーブル、堂々1位はヴェルサイユ宮殿。

ルーブルもヴェルサイユも素敵だけれど、フォンテンブローはいろんな王様によって建て増し、改築がなされた城なので、その時代時代の色んな様式が混在しているのが特徴。

午前中は日本語オーディオガイドを使って見学。

それにしも広い。以前行った時はオーディオガイドなしにも関わらずあまりの広さにクタクタになった記憶があるのだけれど、その記憶は決してブレていなかった!最初は張り切って聞いていたオーディオガイドも途中で集中力切れました。ふぅ。

そして、、、、昼食返上でまわったのに、あまりの広さに午後に予約しておいたガイド付きツアーの集合時間までに全てを見終わることができず。なんと〜涙。

ガイド付きツアーはいくつかあるコースの中から「フォンテンブローの歴史」をチョイス。
当日窓口で申し込んだのですけど、シーズンオフだし月曜だし〜、なんてタカをくくっていたら結構な人。午前中のツアーはすでに一杯だった模様。考えてみたら今スクールホリデー中なのよね。

ツアーに参加すると、個人では見学できない以下写真のような場所へも足を踏み入れることができるのもグッド。


お城の中で一番古い建物(中世)
この塔(Donjon)の日本式1階部分は城のなかで一番古い部屋なのだそう
ここはツアー参加者のみ見学できるんです
ちなみに2階部分はフランソワ1世の治世では彼の寝室でした



フォンテンブロー城_f0242532_06110320.jpg
楕円宮廷
奥のアーチは、この城で生まれたルイ13世が洗礼式を行った場所
フォンテンブロー城_f0242532_06111193.jpg
かつて狩猟の際に使用された部屋
フォンテンブローはかつて王の狩猟場でした
当時は写真左のガラス窓はなく、狩りから戻ってきた狩猟犬たちが外からそのまま入れるようになっていたそう。
だから床も掃除しやすいように板ではなく床用レンガなんだとか。
フォンテンブロー城_f0242532_06110994.jpg
ツアーはフランス語なのでちょっとドキドキだったのですが、親切なガイドさんで話もわかりやすく面白く、オーディオガイドとは違った話も聞けてとても楽しめたのでした。

ツアーの終わる頃にはあんなにどんよりだった空には青空が。
お庭もじっくり見学したかったけれど、閉館時間間近。無念。

もう少し暖かくなったらまた来よう。



by bettyko1 | 2017-02-07 07:36 | パリガイド
<< 根セロリのスープ クリュニー中世美術館 >>



フランス政府公認ガイド。パリ発信、観光・おいしいもの・フランス生活情報など。仏人夫と猫の2人+1匹暮らし。
by bettyko1
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31